2019年01月15日

ヤマアジサイの秋の装い  田貫湖~長者岳~天子ケ岳

山行には遅い出発であるが午前7時「エェイ!行くぞ」と残飯同様のパンとコーヒー水を愛用のザックに詰め込み、歩き慣れた長者・天子岳への登山口田貫湖に車を走らせた。
富士山を背に、名残りの紅葉をそこかしこに眺めながら登ってゆくうちに、陽の光にキラキラと金色に輝く物を見付け、「何だ!これは!」
とちかずいて見ると、梅雨時に可憐な花をつけていたヤマアジサイの秋の
装いだった。
装身具は馴染まないと思い込んでいる私も、、この金色に輝く葉を一枚ブローチにして、気に入っている黒のセーターの襟元に着けたらどんなに素晴らしかろうと見惚れてしまった。
まさに淑女である自分を再認識した瞬間でもある。
長者岳にはツアー登山者で大賑わい。従って天子ヶ岳山頂広場にあるベニドウダンとイロハカエデの大木の面会にいくぞ。ここにもツアー登山者おば様グループが我が物顔に陣取り大騒ぎ。
シングルハイカーの身のおきどころなし!いつもは静かなこの山が
この日は悲鳴を上げているような気がして、なんとも切ない気分のまま帰宅した。

  


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2018年09月29日

山での昼寝~それは  至福のひととき 

私の里山歩きの最大の楽しみは、腹が減ったら食べ
眠たくなったらザックを枕にゴロンと一眠りすることである
先日、安部奥東南山稜の岩岳で、ほんの少しと思い
横になった途端熟睡してしまい、
小鳥の声を目覚まし時計と間違え飛び起きた。
「ウファ~。眠ってしまったか、
急ぐたびでもないし・・・」ともう一度ゴロン
腹は一杯、一眠りした気怠さから、目的地に向かうのが億劫になり
イロハカエデの若葉輝く中、往路をのんびりと下った。
地べたで一眠りなんて、里では考えられぬ贅沢なひと時
これだから里山歩きは止められない。
  


Posted by らくてん at 13:28Comments(0)

2018年09月27日

ドライブ&偵察ハイク

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><~涼しすぎた高ボッチ高原~
偶然にも休みが一致し、急遽、涼しいところに出かけることとした。
車中で検討し、塩原峠から高ボッチ高原にきめた。
高ボッチ高原は霧の中にヨツバヒヨドリ、ワレモコウ、マツムシソウ等々霊玄な雰囲気を漂わせていた。
ビジターセンターで花や蝶、鳥の写真を見た後、
同所から徒歩2時間の鉢伏山までを「歩くのは気乗りしない」と、
車で鉢伏山荘の駐車場まで直行。
霧が晴れた山頂までの20分たらずの道を、
高原の花を数えながら歩く。
昼飯の支度もしてこなかった二人は、美ヶ原、諏訪湖を眺めながら、
コーヒータイムと洒落こむが、涼しすぎる山頂に我慢ならず合羽を着込む。
前鉢伏山の斜面のレンゲツツジは、そろそろ紅葉しかけ、
草紅葉の見事さを彷彿とさせる。

  


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2018年09月20日

天下のご馳走

安部奥の山、青笹山は初めてと言う山ヤの案内役を図々しくもかって出た。
富士山は、裾野を長く引き、駿河湾は白い波頭を見せ富士・沼津・伊豆の山々まで、さらに黒い松を背に三保の砂州が・・・。
しかし、肝心の頭は笠を被ってしまっていた。
南側に比べ北側の山伏等の山々は、吹雪いているらしく視界は限りなくゼロに近い。
時々舞う風花にフリースを羽織る。「食う、寝る、バテる」が特技の持ち主にしてみれば、ランチタイムは喉と胃が勇み立ち、
食い物をガツガツと飲み込んでゆく。
健康の見せる上機嫌とはこのことか。
山頂の「雑煮パーティ」に比べれば、三ツ星や五つ星とやらのホテルの料理なんか目じゃァない。天下のご馳走である。
風が出始め体感温度は下がる一方、ティータイムは地蔵峠のお堂の前で、お洒落にロイヤルティー。殿達にサンドイッチされ、心弾む贅沢なぜいた~くな里山歩きを楽しんだ。感謝
  


Posted by らくてん at 16:04Comments(0)